ある戦争映画のワンシーンで 撃ち抜かれたのが 君じゃなくてよかったと 思ってしまった僕は 普通じゃないのかい? 街の喧噪に揺られため息をついても 世界が変わりやしないことを僕らは 知っているからさ目を逸らしたのだ これでいいのか? このままでいいのか? これでいいのだ僕らは無力だから これでいいのだ いやこれでいいのか? もうなんも分かんないや!! きっと流れた血には人生があって もげた足には帰る家があるから やめにしようもう世界は疲れてるよ 吹く風全部鼻歌になって 世界にいつか花びらが散ったなら 僕は君のこともっと 大事にできる気がしたんだ 公園の遊具もパン屋の匂いも ボタン一つで壊れてしまうからさ 何一つ忘れぬように 両目に焼き付けたの なんにも知らない僕らでも 分かりきっているから もうこんな バカなことやめてくれよ!! その引き金についた誇りを払って 大丈夫あなたは あなたのままでいいよ 灰色の空の下で 平和を歌ってやっからさ きっと流れた血には人生があって もげた足には帰る家があるから やめにしようもう僕らは疲れたんだ 広がる空に願いを叫んで 世界にいつか花びらが散ったなら 僕は君のこと もっと大事にできる気がしたんだ 僕は君となら ずっと歩いて行ける気がしたんだ