サラバ青春の日よきっと ありふれた現実を抜け出して 最初からわかっていたような 僕らの夏が終わってゆく "いっせーので"で飛びこんで 飛沫が舞う 視界が揺れる "後悔なんて無しにしようぜ" できやしないことを語ってみせる ああ ここからもう 逃げ出してしまいたいんだ サラバ青春の日よきっと 思い出したくないこともあって 最初からわかっていたような 夏がゆく "いっせーので"で走り出して 汗が滲む 呼吸が揺れる 将来なんて考えないで それでいいんだと言い聞かせる 誰かのための人生が 誰かのための証明が つまらなく思っていたんだ 誰にも言えなかったんだ 衝動のままに 僕らのアオを塗り足して サラバ青春の日よきっと 思い出すら”過去”に変わって 今日の日を笑って終えることが こんなにも サラバ青春の日よきっと ありふれた想像を塗り潰して 最初からわかっていたような 僕らの夏が終わってゆく 降り出した夕立の中を 駆け回る姿が美しい ああ 君もそうだったんだ ただ、君の背を追って走ってゆく