<♪> 「あけましておめでとう 元気ですか? 僕は生きています」 年賀状 あなたの小さな文字 指でなぞる それぞれの春を待ち それぞれに過ごした 本当に なくしたくないものなら いつも 目を離さずに 誰よりも そばで からまるようにして つきまとい 見つめあい 暮らしてみたかった <♪> 妹のようだと チヤホヤされ 癖もまねてみたり 口元が似てると 言われたから いつもすました 口紅をつけたけど ダメだって叱られ 太陽が 強くまぶしすぎるから 外を 歩けなくて 捨てられず しまっておいた帽子も ブカブカで似合わない あの日とおなじように 水色の帽子が 風で飛んで 坂道 追いかけた 「おかしいよ なんだか 子供じみて」 あなた笑っていたね 何度も ああ逢いたい <♪>