いま、誰のことを思っていたの? 君はすぐに顔にでるから困るよ そのくせ、僕にはいたずらな笑顔で 誤魔化す癖、たまらなく嫌なんだ 真夜中きみを迎えにいくと 泣き腫らした顔で僕を待っていた "自分を傷つける人を愛さないで" なんてこと言えるわけないけど ねえ、僕は君にとってなんだろう? 余裕そうに振る舞わないで もう 本当はね このまま抱きしめて 夜が燃え尽きるまで 忘れさせたいのに どうしてかな その美しい髪に ほんの少しも触れられないや だって君は僕のすべてだから... イタいね 僕の気持ちにきづいていることも きづかないふりしてることも わかるのに いつだって本当の君は 見せちゃくれない だから、僕はずっと 離れられないまま 君は僕を"友達"って呼ぶんだろう それならもう 構わないで 本当はね 今すぐキスをして 夜が燃え尽きるまで 帰したくないのに どうしてかな その華奢な右腕に ほんの少しも届かない気がしたよ だって君は僕のすべてだから... 眠れない夜を数えるうちに この胸は張り裂けそうだよ 君の笑顔が霞んでゆく なにが望みなのさ ああ、もう 嫌になるな ほんとはね 今から会いに行って 夜が燃え尽きるまで 話をしたいのに どうしてかな そんなときに限って 君の幸せをそっと願ってしまうのは またね、と笑う めかしこんだ君が 今夜、この世界のなにより 美しいから... 痛いな