暗い海を泳ぐみたいな感覚が まだ掌に残る 消えそうなほど 寄せては返す 空っぽの箱見ないふり 嘘をついては苦しくなって ただ、微かに光差す方へ 細い手足を滑らせて 紡ぐか弱いクロール 光の中まで泳ぐから そこで待ち合わせしよう ♪ 苦しさを食らう飢えた夢の 輪郭が揺らめいてる 塞いだ目を開けないでいる そのすべてが愛おしいから その先へ行こう 流れる風を追いこして 咲かすか弱いクロール 溢れる思いを叫ぶから 耳を澄ませて よれたフォームで今日を泳ぐ 苦しくなるのは僕のせいかな 一秒後には泡になって 消えてしまうような 刹那を生きている ♪ 細い手足を滑らせて 紡ぐか弱いクロール