傘を差して、罪を累 降り注ぐ雨は私のように 雨粒零れ落ちる、紫陽花 塗り替えられない、雨雲 隙間から差す光も何れ 消えてしまうと知っていた また、降り注ぐ涙雨 突き刺さる、痛みの刃 濡れた私は罪を被る 愛おしくて、愛しくて また、誘われる涙雨 孤独に触れ消えた水滴 濡らしたあなた嗤ってる 雨が落ちる、雨が堕ちる 一輪の花を護るように 私の痛みは報われるの? 別の私が顔を出しては ワタシを貪り自我を壊す 十字架に吊るされたワタシ 許されないと背負い苦しむ 時として無駄にした 逃げたいと嘆きながら また、降り注ぐ涙雨 切り裂いた、私の軀 濡れた私は罪を被る 苦しくて、悲しくて まだ終わらない涙雨 吸い込まれた海の中 濡れた私、月を握る 壊された、壊された また、降り注ぐ涙雨 突き刺さる、痛みの刃 濡れた私は罪を被る 愛おしくて、愛しくて また、誘われる涙雨 孤独に触れ消えた水滴 濡らしたあなた嗤ってる 雨が落ちる、雨が堕ちる