あにさま あにさま 私のお膝の上で とってもとっても気持ちよさそう ちょっとかわいいですね。 背中をとんとんしたり さすってあげたり まあずっとこのままだと 重たいですし そろそろ下ろしましょ... って! なんかしがみついてきた! 顔をおなかにうずめてる わたしの顔が火照ってる まだ慌てるような時間じゃない まだあわわわわわわわわわわわ ふぁーーーー!!!! あにさまー! あにさまー! こりゃヤバい事案ですよ! 私が訴えたならば犯罪ですよ! ですよ! あにさまー! あにさまー! 抱き枕感覚ですか!? もう!もう!起きてください! お膝で火傷しちゃいますよ!! どうしたら起きますか? このままじゃ私が寝れんです! 動けんからゲームもできぬし! みんなに見られるのは 恥ずかしすぎるし! あにさまー! あにさまー! さっきより耳元近くで 声も大きくするけれど すやりすやりすやり あにさまー! あにさまー! 背中どかどかしてみるけど 運動不足の拳では ポコポコしたって無駄みたい 今日は「おかえり」が言えて うれしかったんですよ 少しお話が出来て うれしかったんですよ ホントは毎日ずっと 独り占めしたいんですよ? 「ずんだもん...」 嘘です。今すぐ起きなさい。 あにさまー! あにさまー! ふざけないでくださいよ!?? 私がこんなに尽くしてるのに なぜ!なんで!? あにさまー! あにさまー! 他の子に現を抜かすなら このお膝は今日限り いいから早く離れなさい 最後の手段!!きりたん砲 爆発してしまえ!!!