よりよい世界 夢みながら 眠りにつく時がある だけど沈んだままの心で いつも目をさます 寂しげなエンジンの音が 車の中にうずまき 真夜中 人影もない道を 俺は一人ゆく 荒野をくだって 赤く灼けついたあの 荒野をくだって 街ざかいのハイウェイを西へ 二人をひき裂いたいくつかの つらい出来事を思い出す 美しい月がのぼっていき 家に急ぐ車の流れ テールランブにうかぶ闇 次の街に着くまでに この痛みが消えてることを 俺はいまでも願ってる 荒野をくだって 赤く灼けついたあの 荒野をくだって 街ざかいのハイウェイを西へ