僕の住む街を流れる川があった 僕らはその川を「大川」と呼んだ 駆けっこが早かった あの子は今どこに いつもケンカばかりしてた あの子は今どこに 未来よりも 明日の約束 「みどり萌えたつ」と 僕らは散らばった そして記憶を確かめ合うように また僕らは出会う それぞれをくぐり抜けて あの頃にメリーゴーランド 美しいものには たいして色はない あの日の幼い記憶には 染みついた色がある そうさ僕らは冒険をした 「成功」も「失敗」もない ただ冒険をした 互いに地図は見せ合わなかった 作戦会議もせず 戦いを笑いにして あの頃にメリーゴーランド 人生はメリーゴーランド