「どこか行こう」と つぶやくあなたは ⻑い髪を乾かしてる 目も見ず私は呼吸のような返事を していたんだ 昼前起きれたら駅前新しい店 行ってみようって なんだかその会話に 4 年が詰まってる気がしたんだ 何かを離れ新たに出会って また離れるなら同じじゃないか 今年の桜は散るのが早くて かよわい私みたいで 寂しくなるな この戦争が終わったら アイスを買いに行く つもりだったのに 赤色白色緑色 あなたの好きなアイスを 話が尽きるまで ふたりは夜更かししてたね このまま部屋ごと 切り取った世界にすれば 寂しくなるな 寂しくなんてないや 「眠れない夜を飛び出して」 なんてきっと今の僕じゃ言えないな 白い肌染み込むイソップの香り 思い出して涙溢れ 寂しくなるな 寂しくなるな