波の音 静かに響いて 黄昏の空 淡く光りだした星たち 砂浜に並んだ足跡 白い波の隙間に溶けてく 夏の匂い かすかにまだ 残ってた気持ちをくすぐってる この手の温もりも 優しい言葉も 確かなもの もう 忘れてもいいよ 一緒にかざしてた 線香花火のように 消えないでと願ってても あの日々は 二度と戻らないの ねぇ 忘れられないよ キミがくれた季節が 何よりも鮮やかに 煌めいてる 「じゃあね」と手を振ってた 声も笑顔も 焼き付いて 離れないよ 潮風が 少し冷たくて 深まる夜空 強く光りだした星たち ひとりきりのプラネタリウム キミもどこかで見上げてるよね… いつだって 強くなれた その優しさで 満たされてたから 想えば想うほど どうして? こんなにも愛おしくて もう 忘れたくないよ 一緒にかざしてた 線香花火のように 消えないでと願えるなら あの日々は 二度と色褪せない ねぇ 離れたくないよ いつもそばにいたいよ キミと過ごした夏が 煌めいてる ありがとうとさよならを 抱きしめながら 今日も歩こう きっといつまでも 繋がってる