ねぇ、いつかこの手紙が 届くと信じて今書いてます 出会った場所 別れた景色 思い出しては未だ泣いてます あれから色々の思い出を 見せたかったな同じ目線で 隣で寝てる寝顔にほころび 貴方を感じて溢れる 許せない自分にイライラ 会いたいよ こんなはずはないと もう感情を持たぬ様 周りには誰も寄せ付けず リセット、コンティニュー、 デリート 今2人の絆を手に取る 握り返す手 暖かい 歩く道を照らす陽だまり 水面に揺れた思い 満ちてから気づいた 涙も誇れるように ずっと傍にいるから 頼ってばっかの僕は 貴方を守ってただろうか 握ってた可能性を 離さないと誓って、 そっといつか話すよ 涙待たず 街は変わる 明日また少し歩いてみよう 何が分かるか分からないよ 見渡す命は芽吹いてる あの時交わした約束を 守る為、毎年春を往こう その度に僕は泣くのだろう その分笑って春を待とう 引いては返す、潮の満ち引きが 僕の答えを導き出す さぁ、今夜も一緒に寝よう 丸になりたいのさ 離れてしまうかのように 狭まる町並み あの日の坂の下 二人だけは変わらない 僕は昔から とてもこの場所が大好きで 少しづつ変わる事に嘆いていたんだ 嬉しい事も、悲しい事も、 季節の様に移り変わるのに 貴方への想いだけは 変わらないと伝えたかった 水面に揺れた思い 満ちてから気づいた 涙も誇れるように ずっと傍にいるから 離れてしまうかのように 狭まる町並み あの日の坂の下 二人だけは変わらない