一人で ピアノの前にすわり 弾くともなく ながめる グラスには いちご水 手作りジャムを 届けに行った "留学するよ"なんて 急だね 渡せずしまった こころ 今 消えてく言葉 いいたくて いえなくて だけど精一杯 ほんとに ほんとは まぶた 伏せて願ってしまう あなた ずっと 私の側にいて <♪> ルリ色 グラスに氷ふたつ 溶けてゆく かげろうが ひとつに なれるのなら 透かして 向こうに見える譜面 あなたに借りたままで 合わせる 練習をしてた曲よ 今 ひいても あなた 聞いてはくれないけど これが精一杯 ほんとに ほんとは ちゃんと 笑って見送るつもり だから せめて 今だけ側にいて… もう言わない 側にいて…