春巡り

歌詞

おかしい話だね なぜか切ないんだ 僕のいない世界に あぁそっか… 行くんだね うまく笑えるかな 隠せているのかな どこか虚しく響いた 「ラブソングは苦手なんだ」 窓辺のミモザ 鮮やかさえ 目を逸らした またいつか そう言って 君は去っていくんだね これから何度の春を巡って その時が訪れないこと 気付かないまま きっと 君と知り合って 十年という月日が経って 社会の荒波に攫われた夢も 長いようで短いような時間の中で 美しい思い出に変わっていった 君にとっては消したいような過去も 僕にとっては大切な記憶 同じ景色を見たはずの君が 遠くへ行ってしまう気がしたんだ 次の駅まであと少しだね There is an awkward silence ―What should I talk about? I hope that you remember me さよならが 簡単な言葉 じゃなくなったのは これまで何度も冬を見届けて このままが永遠じゃないこと 知っていたから ずっと あなたと あなたの描く夢が 百年 この先 途切れないように願う またいつか そう言って 君は去っていくんだね これから何度の春を巡って その時が訪れないこと 気付かないまま 振り向けば 随分と 大人になってしまったね 出逢いと別れを繰り返しては このままが続かないこと 知り続けるの きっと おかしい話だね なぜか切ないんだ 僕のいない世界に あぁそっか… 行くんだね うまく笑えるかな 隠せているのかな 僕のいない世界で どうか 元気でね