Track by金井 克子
いくつのときかしら 忘れたわ 男と暮した港町 みようみまねで 酒も煙草も 女の涙もおぼえたの あれからずっと 似たりよったりの 男達を愛してきたこの私 淋しい話はこれくらいで グラスを置いたら 抱きしめて いくつのときかしら 家を出たの 夢がありそうな港町 みようみまねで 歌も踊りも 恋のせつなさもおぼえたの あれからずっと 似たりよったりの その日暮らしが身についたのね私 名もないホテルの窓をしめて 名もない二人の夜がくる