地下鉄を這い出せば 空が雪を吐く 凍える公園通り あの街を想う 薄っぺらな自分史に 積もる雪よ 消すな 足跡 ここまで来れた バイトの帰り道 かじかむ夢ひとつ ポケットの中 握った決意 ドリーマー 都会に転がる汚れた雪だるま 道往く誰かが 気付き 足を止める 今日も 転がり続けて 泥だらけでいいから あの街から見えるほど 大きくなれ ノートの隅に書いた 歌のフレーズは もがいて 揺れてばかり 夢は遠すぎて くしゃくしゃに丸めた 優しい過去 もう 帰れない 帰りたくない 立ち漕ぎの自転車で 飛べたら…と願った 坂の向こうが見えなくたって きっと この声 手と足 細胞の大部分に あの小さな街の息吹が詰まってる 遠い 夢物語みたいだと 思うけれど 確かにそこにあった 小さな世界 この街で最初の友達は黒猫 「ここにいるよ」と 何度も 鳴いて 鳴いて 出逢えた ドリーマー 都会に転がる汚れた雪だるま 道往く誰かが 気付き 足を止める 今日も 転がり続けて 泥だらけでいいから あの街から見えるほど 大きくなれ Remember Break up! Break up! Break up! Your Sorrow Grow up! Grow up! Grow up! Tomorrow Break up! Break up! Break up! Your Sorrow Snowy town...