渇きに水辺をさ迷う 持たざる若人たち どちらの水も甘く お前を試そうとする よくある絶体絶命さ 騙されるしかないジレンマ イバラミチ むしろ憐れに欲しがるだけを 満たしてみればいいさ 選んで初めて 血となり人生となる うんざりするほど 残酷で美しい物語 短い命を燃やして また一人駆け抜ける 引っ掻く傷の上を 乱反射する輝き 自分を生きた証ならば 誰かの心に届くさ イバラミチ 胸に刻んだ痛みもやがて 癒えてしまうのだろう 若さが繋いだ未来を 見送ろうじゃないか 悠久に出会う 懸命な青春の物語 時は絶えず流れ 明日も知れぬままに 絶体絶命を 何故に、何故に、 イバラミチ むしろ憐れに欲しがるだけを 満たしてみればいいさ 選んで初めて 血となり人生となる 悠久に出会う 同じものはない 残酷で美しい物語