これからどこに行く 西の空には雨雲が いつまでもふらふらしてる わけにもいかないし 目もくれず過ぎてた沢山のこと 辿ればまだ間に合いそうだよ だからまだ 雨の音がしてそのうち 誰もいなくなって 今までのことも まるで無かったことの様に 風よどこに行くもし出来るなら 笑いながら泣いていた貴方のもとへ 頼りない灯りで手探りの日々 僕たちはいつまでもうだうだ 気にすることはない 大丈夫 すれ違う季節に金木犀の香りが 影をさらってゆくよ だからまた 忘れたくなってそれから 思い出したくなって 夢見てる頃は それまでと違う気がしてたけど 雨の音がして そのうち誰もいなくなって 今までのことも まるで無かったことの様に 乾いた心濡らしてゆく 涙のように あなたのように