あなたと恋におちてから 毎日あなたといっしょに過ごした。 毎晩おんなじベッドで眠って 毎朝おんなじ時間に目覚めた。 ある日あなたがこう言った。 「きみはピンクが1番似合うね。」 その日から私はピンクの ドレスばかり。 ピンクのマニキュア、 ピンクの口紅で あなたがくれる愛の幸せに フワフワ浮かんで暮らしてたけれど ある日悪魔が現われて 黒いドレスを私にあずけた。 ピンクのドレスしか知らない私。 1度だけ黒いドレス着て 悪いことしたいと思った。 あなたに初めてウソついた 夜に、夜に…… <♪> 真夜中 私が部屋にもどってみたら あなたはまだ 帰っていなかった。 突然 電話が鳴り出して すぐに あなたと思って出てみたら 知らない男の声がした。 あなたがさっき 事故で死んだって <♪> 受話器を落とした私の影には 悪魔がゲラゲラ笑ってた。 放心状態の私は 黒いドレスを着た私は…。 お葬式はみんなみんな 黒い喪服で涙した。 こんなたくさん黒い服 あなたが私に気づいてくれるよう。 ピンクのドレスで会いに行くわ。 ピンクのドレスで会いに行くわ。 黒いドレスはもう着ないわ あなたが私を見つけられなかったら かわいそうだから ピンクのドレスで待ってるわ。 ピンクのドレスで待ってるわ。 ピンクのドレスで待ってるわ。 今夜はあなたがやって来る 私を迎えに必ず……。