土は枯れ 燈(ともしび)は 頼りなく弧を描きながら 消えた 光さす窓辺には 誰かの安らぎだった花 朽ちた 少しの記憶と 足跡辿れば きっと元に戻れるのだろう 目を閉じればすぐツギハギだらけの 窮屈な世界から さようなら 日々、別れ 、繋ぎ止め 繰り返す事 情けないと言った 流れてく時間には 抗えないと知りながら 泣いた 少しの記憶が 足跡辿っても 今更どう仕様もないと寄り添う 目を背けてしまう 心の弱さを 君の目はいつから 気付いてた 頑なに動かない心が いつか、窓を開けるまで いつか、その時が来るまで