ウェーブきいた髪を 夜風ごと掻き上げながら 次の言葉探してる君を見つめた 無口なのは いつものことだと知っていたけど サーチライト走る夜の海静かすぎて 落とした視線に君の寂しさが滲んで 抱き寄せたら心軋む音がした 今夜もし君がチャンスくれるなら ブラインドで君の心の奥まで 誰も触れないヴェールの先へ ストライプの肩にかけたシャツ 少し透けてる まだ本音は静寂に攫われたまま 幸せなら儚いものだと諦めるように 遠くのヴィラ目を細めてる君が 切ない 誰もが羨むような ロマンスではなくて 口づけたら苦いジンの味がした これが出口のないラビリンスでも クリスタルのピアス潮風に揺れて 季節がめくれてもう戻れない 抱き寄せたら心軋む音がした 今夜もし僕にチャンスくれるなら ブラインドで君の心の奥まで 二度と帰れない夜の果てまで