君と過ごした日々は淡く、脆く お互い傷つかぬよう 告げたさよならは 雨音が混ざるほど小さな声だった 二人なりに尽くした最善の策 無感情のサイレントハグ 素直に愛を伝えられたら 重ねた日々は今日も続いたのかな? 報われないこの恋に 忘れるはずの匂いが アスファルトの上溶けていくよ 僕がタイムトラベラーなら 時間を超えてもう一度だけ… 夕立の中 当たり前の日々が 輝くほどにもどかしく もう一度だけ君と… "ねえ、僕らは この先も一緒にいるのかな?" 二人気付いていたそのエンディング 掠れた声のラストテイク "嫌いだ"と互いに言えたなら この痛みも少しは変わったのかな? 行くあてのない想いが 一人冷たい真夜中 纏わりついて傷んでるよ 僕がタイムトラベラーなら 時間を超えて出逢わないよう 他人のまま 当たり前の日々が 輝くほどにもどかしく 二人、対の線の上 君が遠く遠く… 溢れる涙抑えた こんな姿を笑って もう一度抱きしめて 報われないこの恋に 忘れるはずの匂いが アスファルトの上溶けていくよ 僕がタイムトラベラーなら 時間を超えてもう一度だけ… 夕立の中 当たり前の日々が 輝くほどにもどかしく 君がタイムトラベラーなら 時間を超えて僕の側で 笑っていてよ