まるでバラクーダに乗り駆け 回るこの街 ガキの頃から今大人に 隅々まで知り尽くす 大きく変わったこの街を生き抜く 夏は暑く冬は寒い 時代の変化に板挟み その間を楽しめる今まさに 表情が無いなんて似合わない 無くなった物と新しい物 昭和の残り香漂う場所がホーム 冬になれば履き替えるタイヤ 弱い心に鍵かけ歌いな 俺も昔なら単なる弱者 この街と一緒で何も無かった 変化を恐れず変わらない物を愛す 手にはマイクと川西屋のアイス 夜に紛れ朝に揉まれ それでもこの街で生きてゆく 未だ垢抜けない田舎の中 バラクーダに乗って駆け回る 花火で着飾る真夏の夜空 雪化粧施す冬のドラマ 夜に紛れ朝に揉まれ バラクーダ走らす8号線 地元花火散った夏の夜 蝉が鳴く朝に終わりを感じる また時を重ね遊ぶrisky 不意な涙で滲んだ景色 ガキの頃には光って見えた街も 今じゃあの頃より静かなもん いつの間にかこの街に溶け込んで 傷口を汗で洗う日々 day by day 想うこの街 込める言葉に なっちまった俺も大人に 口癖はあの頃は楽しかった なんて言いたかねえけど本心さ 良いも悪いもこの目で見た 夢を持つ意味もこの街で得た 田舎道一輪花が咲く また明日空に大輪が咲く 夜に紛れ朝に揉まれ それでもこの街で生きてゆく 未だ垢抜けない田舎の中 バラクーダに乗って駆け回る 花火で着飾る真夏の夜空 雪化粧施す冬のドラマ 夜に紛れ朝に揉まれ バラクーダ走らす8号線