蜃気楼に霞みゆく街 砂嵐が 飲み干して行く もう 厭になったのよ 休日も返上で今日も 大魔境でお昼寝してる 誰かさんの奥儀なんて 役立たずね 当てにならない 蕾のままで枯れようとしないで そう 憂鬱な朝の 密会は忍ばせた毒で制して 夜毎続く 誘惑の薫り 決まりきった うわべの駆け引きも 昔話ね 美辞麗句を並べ立てましょう imitationを蹴散らして行くの 磨き上げた 慧眼だけが 自由へのパスポートだもの 夢も希望も 呪縛の海の底に 放り込んだままで踊れ、何時迄も 夜毎続く 恍惚の日々を 迷いもなく棄てて来た証を 賛美しなさい 美学だけの人生 這いつくばりながら生きる 君のために 磨き上げて 逆襲しましょう 革命は 二人だけのもの 夢も希望も私にはもう要らない だから君にあげる 永遠に葬って