ふと嗅いだ香りに 蘇る面影 胸の奥がちくりと痛む 冬の寒さに 凍えていた ふたりの想い出 港町の夜景に 目を細めながら 私を温めてくれた手を 思い出します あなたを好きだった わたしにさよなら あなたにいつも逢いたくて 眠い朝も 眠れぬ夜も いつでもあなたはここにいました・ ・・ 穏やかな日差しが 雪解けに彷徨う 私の心 溶かして行く 春の向こうで 軽やかにはしゃぐ 二人の面影 別れの言葉に 肩を震わせて 私のコートの袖を掴んで ごめんねって 泣いていた あなたを信じてた 私にさようなら あなたをいつも見つめていた 霧の朝も 雨の夜も いつでもあなたを 感じていました・・・ あなたを好きだった 私にさようなら あなたにいつも逢いたくて あなたを好きだった わたしにさようなら