冷めたご飯と横には手紙 「お疲れ様」の一言だけ どんな気持ちで書いてたのか 今では分かる術がなくて 片道切符を持って 街を飛び出した少年 一体君の決意は 孤独だったと言えるか 夢さえ見なきゃ君と今日も 待ち合わせして帰れたな 一つの影が二つになる 夕焼け空に蝉が鳴く 歩幅はずれた さよならをしよう 大切な人にはもう明日が来た 見返すたびに照れるような 時が止まった頃の写真には 映ってないとこで 君が泣いていた ずっとわかっていたはずなのに 今日も僕は歌っているんだ なにもかもを求めては ただいまが言えなかった 冷めたご飯の横には手紙 「お疲れ様」の一言はもう 消えてなくなったようだ 一つの影が二つになる 夕焼け空に蝉が鳴く 歩幅はずれた さよならをしよう 大切な人にはもう明日が来た