単純なのに音が伝う 君と分かつ感情を 本当は浮かぶ心隠して ちょっと笑って見せて ビルが建つ喧騒が鳴り響く商店街 忘れてしまった景色の色が褪める ラジカセのディストーション ドクドクと共鳴が心を揺らして 感傷震える きっと誰かが聞いてる 通じ合うのさ 僕らは深くで繋がるフィーリング 感動を知ったら このイメージを教えたいんだ 輝く瞳は同じだって嬉しくて 本当わかってる きっと僕は変わってゆく だけどどうにもならない それはちょっとさ寂しくって 段々離れる 君に「待って」なんて言えないよ 一人でいるのは 平気だって誤魔化した 表面だけが大人になる 追いつかない心が 騒がしく季節が巡る日々に 飲み込まれてゆく この衝動も一人になって 今昏々と溺れてゆくんだ 単純な幸せも全部過去になって ああ簡単に忘れたいな 眠れなくてずっと 掠れてく光景を都会が塗り替えて 埃をかぶったレコードが また回りだす 昔の記憶が空気を揺らして 聞こえた残響 本当わかってるって 感傷震える きっと誰かが聞いてる くだらない日々だけれど 深くで覚えてるんだ 再会してまた響く声を思い出した バラバラになっても 同じだって笑えるんだ 変わる街に取り込まれてゆく 記憶の中で残る青がある 曖昧なのに夢の中で ふと見つける言葉を 本当は強く抱えているから もっと変わっていける