逆さま虹を見つけて 見上げる君を何気なく見つけた ブラックホールに 世界が飲み込まれ それが白昼夢だと気付かされて 気付いた時には、君はもう 誰だ、君は誰だ。誰だ、君は誰だ。 あの日追いかけた夏の幻 今じゃ頭の片すみ、 陽炎そんなもんだよ 言葉を重ねた分だけ あの日の君と背景日に日に 小さくなるよ 少し話さない? 誰だ、君は誰だ。誰だ、君は誰だ。 爆ぜた真夏の匂いにさよなら 意味ありげにただよう残り香宇宙を さまようよ 世界を許していくうちに 何かが始まるようなイメージ これ気のせいかな 少し話さない?