いつまでもそばにいるよ 西陽の差し込むこの窓際で 他愛もない昔の話をまた聞かせてく れよ 悲しみを払うように モクモクと僕に笑いかける 懐かしい臭いが鼻の奥をツンと刺し たのです はしゃいで走り回って 夜はご馳走を食べて くたびれて眠るだけ 日々は続く だからdarling 泣かないで 手を取って歌おうよ 何度も同じような話を また聞かせてくれよ だからdarling いかないで 手を取って歌おうよ いつでもまたここに戻ってくるから その日まで どうしたっていつの日か 終わりが来るからこそ愛しい、 なんてさ そんなの詭弁だよ いつまでもそばにいてよ 歌うように跳ねるように また繰り返すメビウスの輪っかの隅 で 日々は続く だからdarling 泣かないで 手を取って歌おうよ あなたの仕草 癖 温度が 愛しくて仕方がない だからdarling いかないで 手を取って歌おうよ どうにも忘れられそうにないから ここに置いてくよ あいのうた歌ってよ 心を伝うくだらない夜よ 誰も知らないふたりの秘密を 風と共に過ぎ去りし日々よ 僕たちを繋ぐのは いつもの待ち合わせ場所で だからdarling 泣かないで 手を取って歌おうよ 何度も何度も同じ話 また聞かせてくれよ だからdarling いかないで 手を取って歌おうよ いつでもまたここに戻ってくるから その日まで ありふれた日々をどうか忘れないで いてね