いつもの改札で 急に黙り込んだりしないで 最終列車まで少し 今日が最後だって分かってたのに 涙で滲んで よく見えないんだ いつもみたいに そう 戯(おど)けてみせてよ ありふれた平凡な別れが私を 打ちのめしてしまう "ずっとそばにいる" そう言って もっと笑って どんな奇跡を待って生きていたって虚しいんだ いつまでも その手を繋いでいれる そんな毎日を 過去にしたくはないの 優柔不断なところも 嘘が下手なところも 全部 その どれもが愛おしいんだ 口喧嘩のあとも 許し合えたじゃない 涙を拭う頃 君はもう見えない 街頭スピーカーが 二人の好きな歌を 響かせてるけど 嬉しそうな顔は もう見れないの "ずっとそばにいる" そう言って もっと笑って どんな奇跡を待って生きていたって虚しいんだ いつまでも その手を繋いでいれる そんな毎日を 過去にしたくはないの こんな何のドラマにもなりそうもない たった数秒のワンシーンで終わらせないで 二人だけのハッピーエンドがいいの 君がいないよ 君がいないんだ ずっとそばにいて 抱きしめて 笑って どんな奇跡を待って生きていたって虚しいんだ 信じてた君との約束も 描いた未来も 忘れたくはない ずっと