暗闇の中を歩いてく 自信のない丸めた背中 子猫のように震えながら 音のない道を流れてく 白くて狭くて 追われ続けている 迷子の泣き声 棺の奥に沈んでゆく 夜明けの風にそっと 髪がなびかれてる 天使の声を聞く 「ゆっくりでいいよ」 僕が今出来ること 君に届かなくたって こぼれた涙はきっと 世界を潤すから 小さな世界を歩いてく 白い羽が開きかけている 限りのあるかけがえのない 大事な笑顔を守るため やっと見つけた 手を繋いで良いかい 誰にもあげない 瞳の奥に誓ってゆく あの日君がくれた 言葉が今も僕の 心に響いてる 「いつもありがとう」 君の瞳にうつるのが 例え僕じゃないとしても いつか気付いてくれるかな ねぇ愛を伝えるから 今愛を唄うよ 非力なこの声で ここにいられること 君に出会えたこと 幸せにするからね これからもよろしくね 見たこともない輝いた 未来へ連れてくから