涙一つ零れ落ちて 夢から覚めた夜 夜明けはきっとまだ来ない きみのゆめをみたよ 手を繋いで 歩く森の中 蝶々がヒラリ 飛んでいく そんなゆめをみたの 流れていく時間のスピードは 息もできないくらいに 胸が軋むよ 涙一つ零れ落ちて 夢から覚めたのは きっと君の方だよね あたいは強いから 目に映る全ての物 凍らせてしまえば きっと何も感じない 何も残らないけど すぐ隣で誰かが笑っていた 笑い返したら消えちゃった そんなゆめをみたの 胸に残る不思議なこの気持ち 頬を伝うこの涙の 理由もわからず 君とはぐれないように 背中ばっかり見ていた 凍り付いたこの両手でぬくもりを 知ったから 溶けて消えてしまいそうで 怖くて触れない 何度も何度も目を閉じ きみのゆめをみるよ 涙一つ零れ落ちて 夢から覚めたのは きっと君の方だよね あたいは強いから 目に映る全ての物 凍らせてしまえば きっと何も感じない 何も残らないけど ああいっそこのまま 時間も凍らせて ひとりきりで溶けてしまいたい