まだらな空想の種 芽吹いて静かに育つ ぽかんと空いた穴は 古くさいカタコンベ 小数点の樹海に向かう 孤独な孤独なインターチェンジ 見えてた あの景色 もう一度 もう一度 遠くの町は何故か 綺麗で尊く見える 鉛色の大空を ムクドリが支配する さもしい心の腐った詩人は レトルトパックで涙を売る 見えてた あの景色 もう一度 もう一度 静かで 永遠の あの景色 もう一度 るるるる るるるる 粗末な劇場の 最後の公演会 人形劇の人形を愛する 絶望よりは いくらかはマシ 見えてた あの景色 もう一度 もう一度 静かで 永遠の あの景色 もう一度