例えば目の前に続いてる 見慣れた国道どこまでも走って 子供みたいに笑えたら とっくに僕達は気づいてる どんなに飛ばしても明日は見えない事と それから 昨日のことを振り切れやしないこと こんなにも静かな 朝がいつか消えてなくなるなんてね まだ何ひとつ始まってやしないのに 好きだった映画も色褪せた 中途半端なヒロインとエンディング 時間返せよ頼むから 記憶はいつしかこんな風に 僕らをだまして面白がる そうだな あの日のまま 離れ離れで時間止まったまま こんなにも静かな こんなにも優しい 夜がいつか終わってしまうなんてね まだ何ひとつあきらめてやしないのに さよならも言わず ふざけもしないで こんなにも静かな 朝が消えてなくなるなんて嘘だね まだ何ひとつ始まってやしないのに