ふいに降り出す雨の音 声をあげて鳴く雲たち どうしてだろう あなたのいない日々は 慣れたはずなのに 胸に沈めた悪魔が こうして顔を現すのは 何もかもを 置いて来れなかった 罰なのでしょうか 青い空の下 その淵で あなたは誰かと息をする しあわせですか わたしの孤独は 重たかったでしょうか 泣きながら 笑って笑って歩きました やさしい俄雨と一緒に ただ白く滲む風景のように わたしは消えたかった あなたから遠く 遠く離れたなら この雨は止まるのでしょうか わたしはまだ 降り注ぐ雨の中で あなたを待ってます <♪> ふたつ揃えたカップと あなたの好きな色の箸 何ひとつが 色褪せぬそのまま 眠り続けてる ゴミをまとめたベランダで あなたの残骸が揺れてる 行く宛てないこの感情ごと 捨てられたらいいのに 泣きながら 笑って笑って歩きました ひだまりに咲く虹探して あなたなど 追い着けない所まで わたしは行きたかった 雨の中走る 走る踵の音 あなたには 聞こえるでしょうか もう二度と戻れない帰り道で わたしは彷徨う <♪> 泣きながら 笑って笑って歩きました やさしい俄雨と一緒に ただ白く滲む風景のように わたしは消えたかった あなたから遠く 遠く離れたなら この雨は止まるのでしょうか わたしはまだ 降り注ぐ雨の中で あなたを待ってます あなたを待ってます