今咲き誇れ、決して搖るがぬ ──王者の風格を。 遍き咲いた紫が闇に搖蕩う今、 華めく。 心零るる言の葉は強く、強く、 刻まれている。 あなたの聲、ひとつの梦。 巡り逢い、煌めく── ──此処で今始めよう。 刻まれた氷輪は始まりを 告げていく。 睦の月に誓いを掲げながら紫の蝶は 飛ぶ。 全ての始まりを此処で唄おう。 ────王者の風格を咲き誇れ。 「愛しあなたを抱きしめた睦月」 舞い散るは雪の華 永き春海を泳いで 再会の刻に耀いて 唄い、踊る、美し色。 冬、絶佳に搖らめく── ──此処でまた奏でよう。 紡いだその想いは、 果ての無い現つを切り裂き響く。 全てを讃えながら、紫の蝶は飛ぶ。 ひとつの始まりを共に刻もう。 ────王者の風格を咲き誇れ。 永久の闇を越え再び巡り逢えた 奇蹟は煌めき絶景となりて 紫の色を抱くあなたと共に歩む 新たな始まりを此処で唄おう ────王者の風格を刻もう。 ──此処で今始めよう。 刻まれた氷輪は始まりを 告げていく。 睦の月に誓いを掲げながら紫の蝶は 飛ぶ。 全ての始まりを此処で唄おう。 ────王者の風格を咲き誇れ。