白雪のように冬に紛れて "さよなら"なんて冷たすぎんだよ 僕の愛じゃ溶かせないのかな ああ、ため息すら凍てつくような 白雪が降る夜に こぼれ落ちそうな この想いの蓋を捨てたんだ 冷えた缶コーヒー もう飲み干すしかないよな 何度でも僕に生まれ変わるから 何度でも君に巡り会いたい 忘れられない、忘れたくない 君を愛した僕がいたこと 冬が終わって春が来る時も僕は 変われないまま 世界のどこを探し歩いても 君より大事なものなんてない 何色にもなれないこの夜を 君色に染めてくれ、白雪 もう、いつの間にか 身につけてたずるさなんていらない 僕にまだ残った温もりを 全部伝えたい 好きな理由なんて 理屈じゃないだろう 重ね着した思いを脱ぎ捨てて 会いに行くから、会いに行くから 地図がなくても、夢の中でも 僕の涙を誤魔化すように とめどなく降りしきる白雪 "早く忘れて幸せになって" これが優しさなの? 僕はもう、僕はもう、 君しか愛せない 白雪のように冬に紛れて "さよなら"なんて無茶すぎるんだよ 君を忘れて生きていくなんて 僕に出来るはずない 世界のどこを探し歩いても 君より大事なものがないんだ ダイヤモンドのように煌めいて 君色に染めてくれ、白雪 生まれ変わってもまた、君がいい