曇りの日の夜は 時間が長く感じて 何にも考えないで目を凝らして 夜空を見上げてるだけ 遠くの星を探しては 自分の現在地を印す 今日も消えてしまわないように 1 人 息をした 「大切」が増えてくたび 気付けば日々は 身動きがとれなくなってる 言い訳ばっかする僕は 馬鹿馬鹿しくて ちょっとだけ笑えた この手を伸ばしなぞった星の線に いつかは近付きたくて夢を見ていた あの日の幼い自分に届けたい想い まだ持って歩こう 車の後ろの席からぼんやり 眺めてたあの丘は 何も変わらないくせ どこか味気なく感じた 「できない」が減ってくたび 小さな頃の声は 聞こえなくなっていく 人生は早いらしいから 弱く細くても 願いは声にして この手を伸ばしなぞった星の線に いつかは近付きたくて夢を見ていた あの日の幼い自分がまだ残っていて 輝いてる 愛してる宝物を 守れるだけの責任に向き合う勇気が 今の僕にはあるって 根拠はないけど ちょっとだけ思えた この手を伸ばしなぞった星の線に いつかは近付きたくて夢を見ていた あの日の幼い自分に届けたい想い これからも、ずっと