夕暮れの街並み 忙しなく始まりを待っている 夏の終わりを告げる風が 心の隙間を通り過ぎる 些細な出来事に心震わせ ありえない現実を願うけれど 待ち侘びたその日が来る喜びより 過ぎ去る寂しさに戸惑う 水面に映る花はその儚さに ひとときの安らぎを キラキラ光る空は一瞬の 奇跡を描いてく 過ぎゆく時の流れに 身を任せ繋いだその指先は 切なく揺れる願いを 置き去りに 季節の香りだけ残って 人混みを駆け抜け 辿り着く穏やかなその場所は 過去の自分と今を生きる 自分へと重なる交差点 間違いだらけの道を選んでた そんな悲しい事言わないで 一歩ずつ歩んだその足跡は 何よりも正しい証だから 散りゆく火の粉が降り注ぐ空に 舞い降りた刹那のかけら 静かに終わり告げる声が 響き渡ってた 紛れもないこの想いだけが 繋いだその瞬間は 止まる事なく静かに また時を刻んでゆく 水面に映る花はその儚さに ひとときの安らぎを キラキラ光る空は一瞬の 奇跡を描いてく 過ぎゆく時の流れに 身を任せ繋いだその指先は 切なく揺れる願いを 置き去りに 季節の香りだけ残って