子どもというには大人で 大人というには子どもな僕ら 死んでいないだけの命さ 決して明るくはない未来に 希望を持って生きろと言う 大人っぽい人達 幾つ歳を重ねても きっとそんなに変われないような 気がしてる 何か間違っているかい 我慢することに慣れて 押し殺された心が枯れる 死ぬのは怖いかい 諦めてしまおう 良い子でいると 損するから ぶっ壊れてしまえ 悪者になるなら まだ大人しくしていようか 漠然とした不安に 足を掬われているような日々だ 上手く歩けない 何にも属さない僕に 差し伸べられたその優しさを 信じていいんだろうか 正直に生きる事と 上手く生きていく事は違っていて 笑顔を躊躇ってしまう 吐き出してみた言葉に 被せられる悪意が苦しくてさ また塞ぎ込んでいく 諦めてしまおう 声を上げても 無駄だから ぶっ壊れてしまえ 僕はひとりでも 生きていけるさ、きっと よわいを重ねた 皮膚にはかさぶたの跡 目は霞んでいく 冷めていく熱も 忘れてしまう夢も 無駄じゃないと思いたい 諦めてしまおう どうせ死ぬなら 今笑っておこう ぶっ壊してしまえ 僕らいつまでも 大人のふりをしていくんだ