飲みかけの缶ビール 気が抜けた僕とよく似ている 布団に寝転び少しだけ眠ろう なにも考えないように 出来れば1人で居ないように 君がいない朝迎える前に 時間を形にするだけの 恋だったとか運命じゃないとか って結局自分を守る癖は 全然変わっちゃいないよ 自分でも呆れるほどにさ 歪んでしまった世界がきっと 僕らを見兼ねてあの日 君を連れ去ってしまった 奪われた時間はずっと退屈で 「どうすれば〜」 なんて頭巡らす日々です 気がつけば僕の 殆どを君が占めていた それじゃ残された僕の 毎日の意味は知れていた 手持ち無沙汰になったような どうしようもなくなった夜な夜な 君に言われた言葉思い出している だいたいあなたはいつだって 言い訳ばっかりで 嫌になっちゃったていう 君の後ろ姿見送った あの日に戻れたら 玄関先手を掴んで謝り倒して 君を取り戻せたとして 何回も何回目だっけ?の繰り返し 結局何も 変わりはしないと呟くのさ 「最低なんて言わせないで」 君の声が僕の中煩く駆け巡る どうやったって同じ未来で 悔やんだところでどうせ 君じゃないなら意味無いから なんてさ 無意識のうちに思い出している 朝焼けは少し君の匂いがした様な 気がしたんだよ