また繰り返す 引き裂かれるような痛みに命を知る 静かに注ぐ木漏れ日が告げる始まり 罪を受け継ぐ夜明け -♪- 視界に張り付く悪夢を受け入れる度 何かを失って 無力さに嘆き 言葉にならない想いと 月日だけが過ぎて行く 何をする為に何故いまも 生かされるのかを まだ気づけないまま 非情なまでに 突き動かされる力に 運命(さだめ)を知る 見つめ合っても交わることない指先 ただ求め合いながら -♪- 悲劇に慣れていく そして同じ過ちをいくつも重ねて 微笑みに隠す 儚い願い託した 灰色に覆われた空 波が攫っていく 数知れぬ想いの欠片を まだ探せないまま 優しく触れて感触を肌に残した 戻らない瞬間(とき) 目を閉じる度 霞んで浮かぶ面影に 貴方を感じながら -♪- 叫びも飲み込まれていく 深い闇に引きずられ もう思い出せないなら 涙も忘れて 天を貫く産声をあげて 息づく命を見た 終わる事無い哀しみに足を踏み出す 迷いもせず 残酷なまでに鮮やかな空を見上げて 歩き始める 祈りの声がそれでも まだ聴こえるなら 導かれるままに