何でもすぐ忘れる 思い出せずに笑う 知らない傷が増える 見付けてなみだ流す しずくがこぼれる音 誰にも聴こえないよ 手にしたばかりなのに 失くすことを怖がる 迷いは日々の中に 隠すことで誤魔化す 誰かが呼んでいるけど 誰も気付いてないよ さよなら ぼくには何もいらない これからもずっと どこかに忘れてきた 思い出の身代わりを 探し続けよう 目にする何から何まで 変わり続けるものばかりさ 終わることない輪廻の果て 役目を終えた星の海が 流星群の雨になって 夜空を洗い流していった さよなら ぼくには何もいらない、 これからもずっと どこかに忘れてきた 思い出の身代わりに からっぽの手の中に残り続ける熱が ぼくだけのもの