渡りへ

歌詞

今度はなに話そっか 会ったらなにを言おっか また今度と言ったきりで それは急に現れた 帰り道の海辺でさ そこでぼーっとするのが 日課だった私 波打ち際腰かけて 同じく海眺めてた 気まぐれか たまたまか 声掛けたんだ 私は空から来たの いつかは空に溶けるの 真顔でそんなことを言う 少しヤバイやつだった 他愛もない話をした それだけなのになぜだか 心が落ち着く気がして 不思議と面白かった それからの帰り道は それと海辺に腰かけて しばらく話をするのが 日課に なったんだ 今度はなに話そっか 会ったらなにを言おっか また今度と別れた後に 考えるのが癖になった そんな海辺での日々が しばらく続いてたんだ その少しヤバイやつは 笑顔が素敵だったの 話す時間は少しでも 内容が他愛なくても それで良かった それが良かったんだよ また居るかな 帰り道の度 ワクワクしてたんだ なぜなのかは知らないけど 当たり前のように なった日課が 当り前じゃ無くなった 日は突然で ある日から海辺には なにも なにもいなくなったんだ 今度はなに話そっか 会ったらなにを言おっか また今度といったきりで まるで 空に溶けて消えてった 雲に紛れ飛んでった 弾けて消えた泡のようで 夢、幻だったのか 嘘、偽りだったのか でもいつの間にか持ってた この気持ちはここにあるんだよ また今度と言ったきりで その今度は来ることは