そうしてぼくらは終わりを忘れた 遊びすぎてこわれた言葉は ふたりだけの暗号に変わった あきれるくらいの冗談や くるったレトリックで きみが憂鬱を笑ってくれたら せかいは変わらない それでいい ぼくらも変わらない それだけ 四月の魚が踊って ぼくらも手を取り回った ぼうっとした日々も それなりに続いて 雨が降れば人並みに凹んだ 遊ぼう くたびれた体振り回して 濁った現実は他人事に変えよう ぼくらのくだらない秘密が せかいを無意味に染めてく 四月の魚が踊って ぼくらも手を取り回った ぼくらの歪な誓いが いつしか役目を終えても せかいは終わらない それでいい 静かに手を取り回るよ 四月の魚が踊って