下らないことを言って、ダーリン 気が済むまでさぁ、隣で 僕、きみのことを分かってないかも 知れない 打算や皮肉を止めて 思い返す度に檸檬の香りがして 忘れた日々に馳せる 過去のことを歌う あの頃の僕ら 気詰まりな街を粉葉みじんに 爆破して回っていたっけ どうも気に入らない 相に容れない そういう感情をそこに描いて ただ楽しいだけだった つまらないことを言って僕を 笑わせるなよ いつかきっと 本当に終わりがくるから 下らないことを言って、ダーリン 気が済むまでさぁ、 隣で泡沫の夢をずっと 馬鹿みたいにきみを待つ夜は 眠れない だから此処はおやすみ 同じ景色でも違って見える僕は きみに世界を見てる 謎を解こうとした あの頃の僕ら 色彩をゴチャゴチャに積みあげて 他は全部後に回した 元気でいるなら、大丈夫なら 心配無いもっと上手くやれるよ 哀しさを分け合った 何も無い世界でもきみを 愛したいけど 不意に立ち上がって居た 堪れないのは つまりはこの重さなんだ 一秒経って さぁ、未来へと 嗚呼 また今、頭を回して遠ざかる でも また会えるから、 寂しくないよ つまらないことを言って僕を 笑わせるなよ いつかきっと 本当に終わりがくるから 下らないことを言って、ダーリン 気が済むまでさぁ、隣で 何も無い世界でもきみを 愛したいけど 不意に立ち上がって居た 堪れないのは つまりはこの重さなんだ 一秒経って さぁ、未来へと ――煙る背後を背負って―― ルルル…… ルルル……