君の笑顔を作るような 言葉が幾つか浮かんで それを並べて見つめたら 全部が嘘だと気付いた 冬でも長袖が嫌い 可笑しなこんな生き物が 嘘を綺麗に身に纏う まともな君と会えたんだ くだらない話 どうでもいい事 遠回り 狭い僕の中で君が溢れた時 欲の塊が触れる それは君のはじまり 甘い言葉だけで繋がっていた二人 そして夜が終わり 何度朝が来ても 君にはもう二度と会えない 偶然さえ疑うような 疲れる体になった あの頃に巻き戻せたら 色々上手くいくはずなのに 消せない笑顔 誤魔化せなくて もう一度 作り話で翼が生えた頃 もう一人の君が笑う それは君のはじまり 棘だらけの僕を優しく撫でる瞳 一人歩いても 果てる二秒前も 悪戯に君は笑う 嘘が上手くなっていく 自分がわからなくなる それは君のはじまり 甘い言葉だけで繋がっていた二人 そして夜が終わり 何度朝が来ても 君にはもう二度と会えない 君にはもう二度と会えない 君の笑顔を作るような 言葉が幾つか浮かんで それを並べて見つめたら 全部が嘘だと気付いた