・・・♪♪♪♪・・・ 階段を降りると 淡い光線が 命のようにまっすぐに伸びていた 地下室の酒場は 人があふれ 煙草の香りと ときめきが 満ちている 悲しみの数だけ乾杯はくり返され まるで運命の そのように俺と君は恋におちた バンドは"出逢い"というメロディー 奏でながら オールナイト 一晩中スウィングをしていた ・・・♪♪♪♪・・・ 妖しい貴婦人は 綺麗な少年 ひきつれ秘密の手ほどきをしている 明日をも知れない いなせなジゴロは ポケットの愛を安売りしている 淋しい人は虚しく祈り 俺と君はささやきのその中で 泣いていた バンドは"孤独"というメロディー 奏でながら オールナイト 翔ぶように スウィングをしていた ・・・♪♪♪♪・・・ 階段を昇ると ドラマも終り 狂った夜の果て 靴音が響いている 地下室の酒場は あの頃と同じ ワインの香りと 笑いが満ちている 急ぎすぎた 青春に傷ついて まるで運命の そのように君さえも去ってしまった バンドは"別離"というメロディー 奏でながら オールナイト 悲しげにスウィングをしていた バンドは"別離"というメロディー 奏でながら オールナイト 悲しげにスウィングをしていた