〈♪〉 「瞳を閉じろ... そして私の言う事を聞け、 もしも抵抗するのなら 容赦しない もうこれで 逃げ隠れする事はできないよ せめて この不思議な、 媚薬で楽にしてやるか...」 怪しげな指の 動きが僕を縛りつける 危なげな瞳は 苦しむ僕を捜し続けてる ただ怯える子供のように 逃げる場所は もうどこにもないの? 〈♪〉 "体中に... 走り抜けるこの傷みが僕を 遠い記憶の彼方へ連れ去って行く その時に 薄れ行く意識の中で聞いた 僕の体を削り取る 不協和音(みみざわりなおと)" 〈♪〉 流れ行く涙が あいつの血を熱くさせるのか 危なげな笑顔は 嫌がる僕で快楽を得る ただ怯える子供のように 声も出ない...だからもうやめて 泣き叫んでる子供のように 逃げる場所は もうどこにもないの?