僕はそういう人 じゃないから 背中をさすって あげられない 膝をついて 人の真似をして 頬を撫でている 僕はそういう人 じゃないから 目に映る全てが嘘にみえる こんな気持ちも本当は バカみたいって 分かっている 夕暮れの前哨戦 光が消える頃 何はなくとも この声は聞こえるだろうか 忘れるな愛おしき日々を 全ての理由も知らない 奴に語る事情の 一つもないのだ 見くびるな愛おしき日々を 全部裏切って捨てなくちゃ 生きることも ままならないのだ いつか見失った 僕らをちゃんと許して あげられるような 魔法の歌を 真夜中の中盤戦 目が慣れる頃 何はともあれ この言葉は届くだろうか 生き辛いよな この世の中は 色んな事が 分かってきてからはもっと 涙がこぼれそうだ 見据えるな痛ましき日々を 悲しみなど蓋をして ゆっくりと腐らせて しまえばいい 恐れるな愛おしき日々を 世界の終わりは君の左手で その反対側は 僕の右手なのだ 僕はこういう人だから 自分を愛してあげられない そんな自分を愛している 自分にだって 気付いているんだよ